今回はH¹T表参道のレンタル会議室で開催いたしました。税理士の村田先生を講師に『専門家に知っておいてほしい相続税実務のポイントと落とし穴』をテーマに講義していただきました。
税務と法務と手続き
相続では税理士だけでなく他士業も関わる分野のため、互いに触りだけでも理解をしていないと想定できない問題が発生するようです。
税務ではとにかく期限に厳しいため、相続中だけでなく相続が終わった後も何かしら事が起きた際の共有は迅速でないといけません。また、法務と税務では財産の取扱いが異なる部分もあるため、洗い出しの段階で注意すべきことが多くあるようです。そういった異なる部分を踏まえた上で手続きを進めていく必要があります。
みなし相続財産
みなし相続財産とは、被相続人の死亡をきっかけとして受け取る財産のことです。その中でも、被相続人名義の生命保険が、本人の死亡により遺族に支払われる保険金があります。ただし、保険料を負担していたのが被相続人である保険金については相続税が発生します。保険料の負担が誰なのかで発生する税金が異なるため注意が必要です。また、昔に契約した保険では現金で支払っているものなどもあり、洗い出しの段階で対策が必要になります。
その他にも土地や株の評価や外商から購入した高額物品、税務調査の傾向など教えて頂きました。貴重なお話誠にありがとうございました。
懇親会の御礼
弁理士の中村先生にオススメしていただいたパエリアが美味しいsangria 青山店で懇親会を行いました。勝手ながら濃い味をイメージしていましたが、とても深みのある味付けで大変美味しかったです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。次回は、弊所の三村が講師役で考えております。またご案内いたしますのでご参加お待ちしております。