2024.04.24第56回勉強会報告『ここらで一回整理しよう! コンプライアンス/コーポレートガバナンス/内部統制』

今回は三村雄一税理士事務所で開催いたしました。弁護士の安田先生を講師にコンプライアンス/コーポレートガバナンス/内部統制の定義、違いについてお聞きしました。

コンプライアンスとコーポレートガバナンスと内部統制の違い

・コンプライアンス
=「法令遵守」ではないことが注意とのこと。「法令遵守」は最低限であり、社会の規範や道徳に誠実であることが本質。ゴールがなく、時代によっても変動するので改善を継続することが求められる。

・コーポレートガバナンスと内部統制
コーポレートガバナンス(監督機関)は社長に対する規律であり、内部統制は社長による規律。詳しく見ると、外部(株主や社外取締役など)が経営トップを監視・統制する仕組みをコーポレートガバナンスと言い、経営トップが会社をコントロールするための仕組みを内部統制と解釈している(諸説あり)。

ハラスメント等で話題になっている法人が、メディアからガバナンス不全として批判されている。実態は個人もしくは家族経営の法人の場合、そもそもガバナンスを拒絶している組織であるため的外れだという指摘も。用語の定義は解釈によるものの、この指摘はごもっともだなと思いました。

懇親会の御礼

弊所に新しい従業員が2名増えました!今後とも三村雄一税理士事務所をよろしくお願いいたします。今回はお仕事の都合で不参加のご連絡を頂いた方も多く、弊所も含め新年度は落ち着かないですね。次回のSISIBは5月27日(月)18時からを予定しております。いつもと曜日が異なりますのでご注意ください。講師は、税理士の村田先生にお願いしておりますので、ご参加お待ちしております。