2023.10.25勉強会報告『労働に関係する法改正&最近の裁判例について』

今回は三村雄一税理士事務所で開催いたしました。社会保険労務士の小田先生を講師に労働に関する法改正を中心にお聞きしました。

雇う側の目線で見ると、実際の対応シーンを想像した時に中々難しい対応が求められるようになる印象でした。それだけ働き方改革に伴って労働環境の改善を図っているのは素晴らしいと思いますが、人手不足と言われる中で雇用そのもののハードルが上がってしまうとなると不安な印象を持ちました。

改正の内容としては、労働条件明示事項が追加されるようです。特に影響がありそうな事項は更新上限(通算契約期間または更新回数の上限)の有無とその内容、無期転換申込機械、転換後の労働条件です。

労働者の雇用継続に対する期待(更新回数や通算勤続年数、勤務実態など)、というのが重要視されるようです。こういった形骸化されている部分を明確にすることでトラブル防止を図る狙いがありそうです。

懇親会の御礼

ご参加いただいた先生方ありがとうございました。雇用に関する話題は立場によって異なる印象を持ちますが、自分の事だけでなく相手の立場も考えた上で行動したいと思った次第です。懇親会は以前に1度利用させていただいたイタリアンのお店を選びました。次回の予定は未定ですが、決まり次第連絡させていただきますのでよろしくお願いいたします。